ニキビ痕のタイプ
ニキビは治った後もニキビ痕という形で私たちを悩ませますね。 ニキビ痕は、炎症で破壊された皮膚細胞であり、 ほかの部分の皮膚と色が違うので目立ちます。
実はニキビは毛穴に詰まった皮脂を分解する際、 炎症性の刺激物を生み出しているのです。 この刺激物が皮膚細胞を破壊することでニキビ痕ができるということです。
破壊の程度によって色の濃さも変わってきますし、現れ方にも違いが生じます。 ニキビ痕には大きく分けると3つのタイプに分かれます。
まず、1つ目は赤みが残るタイプです。 これはまだニキビの炎症が皮膚の内部に残っているためにできるものであり、 時間がたてば、自然に消えていく、あまり心配のないものです。 早ければ数週間で消えていきますが、 中には数年かかることもあり、体質による個人差が大きいのが特徴です。
2つ目は色素沈着が残るタイプです。 これは、メラニン色素が表皮に沈着してしまい、 赤ではなく茶色くなって残るものです。 実はこの色素沈着したニキビ痕が後にシミとなって 残ってしまうこともあるので注意が必要です。
通常、メラニン色素はお肌が正常にターンオーバーを繰り返すことで 少しずつ体外に排出されるので、数ヶ月から数年で消えてしまうものがほとんどです。 しかし、中には色素が表皮に染み込んでしまっているものもあり、 この場合は何年経っても消えず、シミとなって残ります。
3つ目は、凹凸しているタイプです。 これは「あばた」とも呼ばれるもので、ニキビ痕の中では 最も深刻でやっかいなタイプです。
ニキビもできては消え、消えてはできてを繰り返しているうちに 皮膚細胞の破壊が表皮だけではなく、その奥の真皮にまで及んでしまい、 お肌を作るために大切なコラーゲンやエラスチンが破壊されてしまうのです。 ここまでくると肌自体が変形してでこぼことした「あばた」になってしまいます。そうならないためにも、ニキビが炎症を起こす前に対処すること、ニキビが治った後は丹念にニキビ跡化粧品でスキンケアをすることが大事です。